春野の歴史散歩
瑞雲院
秋葉神社【標高885m】



『火伏せの神』として全国的に有名な秋葉山には秋葉神社があり
全国から多くの信者が参拝に訪れます。
秋葉神社は山頂にある上社と山里にある下社からなる。
山里よりのウォーキングコース、また秋葉山頂より龍頭山、山住神社へかけての
スーパー林道は自然を満悦するドライブコースとしても人気があります。
勝坂神楽の里


子授け・子育ての神、八幡神社と清水神社が祭られ毎年10月女装して舞う伝統芸能は多くの人で賑わう。
春埜山・大光寺【標高883m】
白井鐵鐵造記念館
犬居城
天野一族の居城跡。犬居城へ登ってみよう。
東側登山口(犬居側)より30分。
展望台より眼下に見下ろす風景は犬居集落・気田川・春野高校・ふれあい公園等が箱庭の如く見え絶景。
登山道も東海道自然歩道のため整備されている。先人達の生きた道、ロマンを感じます。中世の歴史を学びながらの山城散策はいかが。
頂上の展望からの眺めの壮快感は登山道の疲れを癒します。
犬居城 天野家
戦国時代犬居城主として北遠に君臨した。
天野氏は鎌倉時代、伊豆の国市天野郷の出身であり、最初入江氏を名のっていたが、姓を土地名に変え天野氏を名乗る。
数代後、犬居の地頭として赴任、八代に亘る。
最後の城主天野宮内右衛門景貫は戦国時代駿河の今川義元に仕え、永禄3年(1560年)今川が桶狭間で織田信長に討たれた後、
武田方についたが徳川家康に滅ぼされ甲斐の国(山梨)へ逃げる。
のち小田原の北条氏を頼るが北条氏も秀吉に(1590年)滅ぼされたためその後は不明。
徳川家康との戦い
第1回 天正2年(1574年7月4月)徳川軍は森町から静修を経て瑞雲坂を下り瑞雲寺に御旗を立てる。
領家、和田之谷、堀之内に陣取る。気田川の増水と食料不足のため退却。
第2回 天正4年(1576年7月)森町より樽山城(田河内)を攻略、勝坂砦、塩見坂、石ケ嶺へ天野氏は敗北、甲斐へ逃げる。